セサミンについての基礎知識

セサミンとビタミンEの相乗効果

セサミンとビタミンEを一緒に摂ると、ビタミンEの血中濃度を高めて抗酸化力をアップし、その作用の持続時間を伸ばすという相乗効果があります。今回は、セサミンとビタミンEの相乗効果についてご説明します。

セサミンはビタミンEを増量する

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、抗酸化力の強いビタミンです。セサミンにはビタミンEの活性化作用があり、ビタミンEの血中濃度を高める働きをします。ビタミンEを一緒に摂取すると、血中濃度は約2倍になるといわれています。

ビタミンEは、トコフェロールとトコトリエールの2種類があります。とくに、セサミンの活性作用はトコトリエールに大きく作用します。トコトリエールはスーパービタミンEとも呼ばれ、トコフェロールの約50倍の抗酸化力があります。体内では、皮膚や脂肪組織に多く含まれています。大麦、小麦胚芽、ライ麦などの食品に含まれる量はわずかですが、セサミンと一緒に摂ることで濃度が高くなりますので、効果アップが期待できます。

セサミンはビタミンEの効力を長く持続する

セサミンはビタミンEを体内に長くとどめる働きもします。ビタミンEは代謝により分解され、最終的に尿中に排泄されます。しかし、セサミンと一緒に摂ると、セサミンが酵素の働きを阻害してビタミンEの分解を抑えますので、尿中への排泄量も大幅に減少します。そのため、ビタミンEは長く体内にとどまることになり、その効果を持続します。

美容と健康への相乗効果

美容と健康を損なう活性酸素

体内に取り込まれた酸素は、生命活動に必要なエネルギーの生産に使われます。その代謝の過程で、酸素の一部は他の物質と反応しやすい活性酸素に変化します。活性酸素は身体の細胞を傷つけ、老化の促進や身体機能の低下をもたらして、様々な疾患の原因となります。

活性酸素の美容や健康への被害を大きくするのが過酸化脂質です。活性酸素はコレステロールや中性脂肪などを酸化させて過酸化脂質を生成します。過酸化脂質は血管の壁に付着して柔軟性を奪い、また、血液をドロドロにして血流を悪化させて動脈硬化など生活習慣病を引き起こします。

セサミンとビタミンEの相乗効果

セサミンとビタミンEは、ともに抗酸化力の強い成分です。活性酸素の発生と活動を抑え、過酸化脂質の生成も防ぎます。身体の老化や機能の低下を抑えます。セサミンとビタミンEを一緒に摂ることで、抗酸化力はいっそう強くなり、持続時間も長くなります。

そのため、細胞や組織が活性化されますので、美肌や美髪、シミやしわの改善などの美容効果も高くなります。血流が改善して血行が良くなると、冷え性や肩こりの改善、ホルモンバランスを整えて更年期障害の症状の軽減にも効果があります。また、高血圧や脳卒中などの生活習慣病予防にも大きな効果が期待できます。

セサミンはビタミンEを一緒に摂ると、抗酸化力を高め、かつ体内で長く作用するように働きます。食品から摂れる量は少ないため、手軽に摂れるサプリメントなどを利用すると便利です。サプリメントなどを利用する場合は、必ず用法用量を守って摂りましょう。
参考URL
http://www.shallwedance-movie.jp/goma002.html
http://www.texas-golfing-packages.com/aisyou.html
http://www.throwdownyourheart.com/koukatekina.html
http://www.kstask.org/ranking.html

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