第一回 雑学検定試験三級

解答と解説

 

傾向と所見

3級はちょうど真ん中の級ということで、それなりに点がとれるものの頭をひねる問題も入っています。

何も参考にせず自力で解く、というのであれば3級かよくて2級までが確実な合格ラインかもしれません。

 正誤問題や選択問題も、調べて見なければいまひとつ自信がもてない、というものが多いのではないでしょうか。

一見簡単そうでも、なめてかかると痛い目を見るのが3級です。

 

解答

1.(1)きたん (2)あつれき  (3)だんらん (4)たて

2.(1)誤 (2)正 (3)正 (4)誤 (5)正

3.(1)ユダ(イスカリオテ) (2)奥の細道 (3)ADSL (4)ようせつ (5)ドップラー効果

4.(1)E (2)D (3)E (4)E (5)B

5.(1)D (2)C (3)B (4)C (5)A

6.A

 

解説

1. 以下の漢字の読みを答えなさい。

(1)  忌憚  (2)  軋轢  (3)  団欒  (4)  殺陣

-省略-

2. 以下の文の正誤を答えなさい。正しいと言い切れないものは誤を記入しなさい。

(1) 蚊取り線香は販売以来ずっと同じ形を保ち続けている。

誤。販売当初は棒状をしていた。

(2) 雪の結晶は同じ形のものが二つとない。

正。現実問題として同じものはない。

(3) トウガラシの普通に食べる部分は果実である。

正。

(4) カタツムリはその体型上、一度裏返ってしまうと自力では起き直る事ができない。

誤。起き上がれないカタツムリなんて見たことがおありだろうか?

(5) 紫蘇はハーブの一種である。

正。れっきとしたハーブである。

 

3. 以下の問題に答えなさい。

(1) 十二使徒のなかでイエスを裏切った人物は誰か。

ユダ・イスカリオテ。「ユダ」だけでも可。

(2) 「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。」という序文で始まる随筆はなにか。

松尾芭蕉の「奥の細道」である。

(3) 「非対称デジタル加入者線」といえば通称どんな通信技術を指すか。

ADSL。現在最も普及しているインターネット回線である。

(4) 「若くして亡くなること」「金属等を接合する手段」に共通する言葉を平仮名四字で 答えなさい。

「ようせつ」。「夭折」「溶接」で一致する。夭折と同じ意味で「夭逝」ともいうが、音が違うので該当しない。

(5) 救急車等が近づいてくるときと遠ざかってゆくときで音が違う現象を何効果というか。

発見者の名をとってドップラー効果と呼ばれる。

 

4. 次の説明の解答として誤っているものを選んで、記号で答えなさい。

(1) 太宰治の作品には次のようなものがある。

E:城の崎にて は志賀直哉の作品。

(2) エドガー・アラン・ポーの作品には次のようなものがある。

D:孤島の鬼 これは江戸川乱歩の代表的な作品である。

(3) 電気に使われる単位記号には次のようなものがある。

E:Å これは「オングストローム」とよみ、大きさを表す単位である。電気には使われない。

(4) 次に挙げたものは全て漢字である。

E:〆 が違う。「凸」は「でこ」または「とつ」と読む。「卍」も「まんじ」で紛れもない漢字。

「屮」は昔の草冠に使われているといえばお分かりだろうか。「さ」と読む。

「个」これは「一ヶ月」などに使われる「ヶ」の元になった字。「か」「こ」と読む。「〆」は記号で漢字ではない。

(5) 次に挙げたものは全て鳥類である。

B:オオコウモリ コウモリはいわずとしれた哺乳類。ペンギンは堂々の鳥類である。

 

5. 以下の質問の解答として正しいものを選んで記号で答えなさい。

(1) 月の引力を地球の引力と比較したとき最も適切なものはどれか。

D:6分の1 小学校でも習うかもしれない。点取り問題。

(2) 次のうち実在する植物はどれか。

C:シメコロシノキ が実在。クワ科のツル状の植物で、木に巻きついて成長しその木をしめつけて最後には枯らしてしまうところからこの名がついた。

(3) L.Fバウム作「オズの魔法使い」でかかしがオズにもらいたがっていたものはなにか。

B:脳みそ である。ちなみに、ライオンが勇気を欲しがり、きこりは心を欲しがった。

(4) マンガ「ドラえもん」の中でのび太の孫の孫は誰か。

C:セワシ のび太の孫は作中に登場しないようだ。

(5) 「夏草や つはものどもが 夢の跡」この俳句の作者は誰か。

A:松尾芭蕉 の代表的な俳句のひとつ。

 

6. 問いに答えなさい。

その部屋の鍵は最後に帰るものがかける事になっていた。

ある日、鍵がかけ忘れてあったので、ABCDの4人を呼んで尋ねたところ、こう答えた。

A:「BとCが部屋にいたので先に帰った」

B:「自分はDよりも遅く、だがAよりも先に帰った。」

C:「自分はAやBより先に帰った。」

D:「ぼくは一番先に帰ったので何も知らない」

これらの証言を元に、最後に鍵をかけ忘れた人物を答えなさい。

鍵をかけ忘れたということは当然、最後に帰った人物が犯人である。

また、4人の証言を総合すると矛盾があり、これは犯人がウソをついているからと考えられる。

ここでAの証言はBとCに対して矛盾している。

しかし、Bの証言はAに対し、Cの証言もAに対してのみ 矛盾している。

Aを除外して考えれば矛盾はなくなる。

ウソをついているAが鍵をかけ忘れたのである。