セサミンについての基礎知識

セサミンとEPA

セサミンとEPAは、それぞれに優れた成分として知られています。一緒に配合すると、血液サラサラや免疫力強化などの健康効果はいっそう高くなります。今回は、セサミンとEPAの相乗効果についてご説明します。

コレステロールを調整して血液サラサラ効果

セサミンは、肝機能を高めアルコール代謝を助けて肝臓への負担を軽減するとともに、酵素の働きを活発化して脂肪の代謝を促進します。脂肪の燃焼が促進されると過酸化脂質の発生が抑えられますので、善玉コレステロールを増やして、悪玉コレステロールの発生を抑えることになります。

EPAには、善玉コレステロール増殖と、悪玉コレステロール抑制作用のほかに血液凝固抑制作用、赤血球の弾力性向上作用などがあります。血液凝固抑制作用は、血中の血小板の凝集を抑制して血中の血小板の濃度を調整して血液をサラサラに保ってくれます。赤血球の弾力性向上作用は、赤血球膜内のEPA濃度を高めて赤血球を変形しやすくします。

その結果、血液は固まりにくくなり、細い血管内も形を変えながらスムーズに通ることができます。血流がよくなると、生活習慣病などの疾患のリスクも軽減されます。

抗酸化力と抗炎症作用が免疫力を強化

セサミンの高い抗酸化力とEPAの抗炎症作用は免疫力を高め、病気の発生を抑えます。セサミンは活性酸素の発生や活動を抑制して、身体の酸化、老化を防ぎます。活性酸素が脂質を酸化してできる過酸化脂質の生成を抑えることで、高血圧をはじめとする生活習慣病やがんの抑制にも効果があるといわれています。

また、EPAは、白血球の活性化や炎症反応に関わる因子の活動を抑えますので、病気の発現の抑制や症状の緩和・改善に働きます。とくに、花粉症や喘息などのアレルギー症状、慢性気管支炎などの炎症性疾患に効果があります。炎症の症状が現れると、白血球から炎症部位に活性物質が放出されます。EPAはその放出を抑えますので、症状を軽減して回復しやすくします。

そのため、セサミンとEPAを一緒に摂ると、病気にかかりにくくなり、症状の軽減や回復を早めることになります。

セサミンの抗酸化作用がEPAを活性化する

EPAには酸化しやすいという弱点があります。EPAの優れた効果を発揮するためには抗酸化力のある成分と摂取する必要があります。セサミンには高い抗酸化力がありますので、EPAの効果を引き出してくれます。相乗効果もありますので、それぞれの作用をより効率的に得ることができます。

セサミンとEPAは、一緒に摂ることでさらに高い健康効果が得られます。一緒に配合されたサプリもありますので、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
参考URL
http://www.lahca.net/epa.html
http://mobiflex.me/aisyou.html

page top