セサミンについての基礎知識

生活習慣病対策にセサミン

糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病は気づかないうちに進行します。そんな生活習慣病の予防や改善にセサミンの肝機能向上効果と強い抗酸化作用が有効に作用してくれます。今回は、セサミンの生活習慣病対策効果についてご説明します。

生活習慣病とは

生活習慣病は、糖尿病や高血圧、脂質異常症、高尿酸血症など、生活習慣が原因となって発症する疾患のことです。

偏った食事や喫煙、過度の飲酒、運動不足、睡眠不足、ストレスなどの長年の積み重ねが身体に負担をかけて発症します。加齢により身体機能の低下した中高年以降、発症のリスクは高くなります。

とくに、肝機能の低下は生活習慣病と密接に関係しています。肝臓は、三大栄養素の代謝、毒素の分解・排出など多くの働きがあります。肝臓の機能が低下すると代謝力も低下しますので、処理されない糖や脂質などが内臓や血液中に増加して生活習慣病を引き起こす可能性が高くなります。

基礎代謝を促進して生活習慣病を抑制

セサミンは、肝臓で代謝されて機能を発揮します。そのため、直接肝臓に働きかけ、肝機能を高めます。

セサミンは、アルコール代謝に関わる酵素の働きを活発にして、肝臓に大きな負担をかけるアルコールの分解を促進します。また、脂質の代謝に関わる酵素の働きも促進して、効率よく脂質をエネルギーに変換します。これらの働きにより、肝臓の負担が軽減されますので、肝機能は高くなります。また、体内への脂肪の蓄積も防ぎ、コレステロールの発生が抑えられます。

肝臓は代謝をつかさどる臓器ですから、肝機能がアップすると、基礎代謝も促進されます。肝臓は心臓から送り出される血液の約4分の1の循環調節も行っています。基礎代謝が促進されると、調節機能の働きもよくなり血流改善、血行促進などの効果があります。

その結果、血中コレステロールも減少し、血流もよくなりますので、血圧の低下、生活習慣病の抑制に効果が期待できます。

抗酸化作用が生活習慣病のリスクを軽減

セサミンには強い抗酸化作用があります。抗酸化作用は活性酸素の発生の抑制や不活性化に働き、病気の予防や健康増進に効果があります。

活性酸素は細胞を傷つけたり、脂質を酸化させて老化や病気の原因となる過酸化脂質を生成したりします。

過酸化脂質は血管壁に付着して血管を硬化させ、もろくします。また、悪玉コレステロールを増やして血液をドロドロにしますので、血管内に蓄積して血流を妨げたりします。そのため、高血圧や脳卒中などの生活習慣病のリスクが高くなります。

セサミンの抗酸化作用は、活性酸素の発生を抑えますので、過酸化脂質の生成も減少します。そのため、細胞や組織の働きも活発になり、血管の柔軟性や弾力性も改善されます。過酸化脂質が減少すると、血中の総コレステロールも減少して善玉コレステロールが増加しますので、血液はサラサラになります。

その結果、動脈硬化や高血圧、脳卒中などの生活習慣病のリスクを軽減することができます。

セサミンは代謝の促進や抗酸化力で生活習慣病の予防や改善に作用します。しかし、生活習慣病は、文字通り生活習慣の乱れに起因するところが多いものです。食生活や生活習慣を見直し、適度な運動を取り入れることも大切です。
参考URL
http://noble.chu.jp/s04.html
http://www.ftsumnerchamber.com/seikatusyuuukannbyou.html
http://www.teamfla.org/antioxidative-effect.html

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