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動物の研究

動物の研究2

クジラとイルカは別の生き物ではない!
インコとオウムはどこが違う?
ブッポウソウと鳴くのはブッポウソウではない!
どうしてインコや九官鳥はしゃべれるのか?
動物園の熊は冬眠するのか
動物にも利き手や利き足はあるのか?
魚のおなかが白い理由
カバは血の汗をかく!
肉食と草食動物の目の違い
チョウとガはどこが違う?
死んだ蛍は光るのか?
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動物の研究

 

クジラとイルカは別の生き物ではない!

 

 燦々と輝く太陽、真っ青な海、その中を優雅に進む豪華客船。横を見れば愛らしいイルカたちがジャンプをしながらついてくる。なんとも平和な光景だが、これがイルカではなくクジラだったら一変して転覆の危機にさらされる。

  かくも生態の違うイルカとクジラだが、実は両者の間に明確な区別は存在しない。 

 

  クジラは大きくヒゲクジラと歯クジラの二つに分けられる。ヒゲクジラの代表はシラナガスクジラやザトウクジラ、歯クジラはあのマッコウクジラが有名だ。 そして実はイルカは歯クジラ類の仲間。クジラ目のうち大きなものを「クジラ」と呼んでいるのである。 逆に言えば小さなものはイルカやシャチ。シャチは獰猛な性格だが意外にもイルカの仲間ということになる。

 

  クジラといえば潮吹きだが、ではイルカやシャチも潮を吹くのだろうか? そう、実は目立たないが小さく真上に一本吹いている。 水族館などで見る機会があったらじっくりとおでこの辺りを観察してみるとよい。

 

←イルカは頭にある穴から潮を吹く。

 

 

 

 

 

インコとオウムはどこが違う?

 

 どうも動物の世界には、分類がヤヤコシイ方々が多い。 クジラとイルカといいチョウとガといい、まったく混乱させてくれる。

今回のインコとオウムもヤヤコシさのチャンピオンクラスかもしれない。

 

  オウムもインコも「オウム目」という種に属する。そしてオウムはオウム目オウム科、インコはオウム目インコ科というわけである。

だが、実はオウム科にはわずか17種しかいない。オウム目の鳥は300種以上が知られているが、ほとんどがインコ科である。

 

  では、彼らの違いは一体どこにあるのか。 これは、一般的にはオウム目の小型のものをインコと呼んでいる。つまり、オウム科の鳥であっても小さいものなら「インコ」と呼んでも問題はない。ただし、これは 慣例的な呼び方で、生物学的な分類としては「羽冠」つまりトサカのあるものがオウム、とされている。

それが証拠に、立派なトサカが印象的なオカメインコも実はオウム科なのである。

  多くのインコ科の鳥は10〜30cmと比較的小型である。だが、スミレコンゴウインコなどは1メートルにも達することがある。大きさだけで決めているのではないのだ。

 

  オウム類はおもに熱帯地方に生息するが、近年は生息地の減少で絶滅が心配されている種も少なくない。

ところが、日本では捨てられたセキセイインコなどが都市部に住み着き、群れで生活しているという。

  一度飼い始めた以上、飼い主は責任を持って世話してもらいたい。捨てられたインコたちは、トサカにきてオウムになってしまうかもしれない。

 

 

ブッポウソウと鳴くのはブッポウソウではない!

 実際に鳴き声を聞いたことのある人はそんなにいないかもしれないが、ブッポウソウという鳥がいる。 もちろん鳴き声が「仏・法・僧」と聞こえるからだ。

ブッポウソウと名付けられた鳥はハトぐらいの大きさで頭や風切羽は黒く、脚とくちばしが赤い。派手な彩色だがやや下品という人も。長野や岐阜などでは天然記念物に指定されている。

その鳴き声から古くから霊鳥として崇められてきたが、明治初期にブッポウソウと鳴くのは実際には違う鳥だと判明した。

 

  真の声の主はコノハズク。(写真)20センチほどでフクロウの中でもかなり小さい鳥である。声は確かに「ブッポウソウ」と聞こえなくもないのだが実際には「フォッフォッフォォー」と、事前に言われなければ「ブッポウソウ」とは聞こえないだろう。

これらブッポウソウとコノハズク、コノハズクを声のブッポウソウ、ブッポウソウを姿のブッポウソウと呼んでいる。

姿のブッポウソウの鳴き声はといえば「ぐぇぐぇぐぇっ」といった感じでガチョウが鳴いているようだ。  

 

  キャンプなんかに行ったとき夜に「ブッポッソー」と聞こえたら、それはコノハズクである。 「ブッポウソウって鳴くのはコノハズクなんだよ」なんて話をしてやれば家族から見直されて株が上がること請け合いである。

 

 

どうしてインコや九官鳥はしゃべれるのか?

 インコ類は鳥の中では最も人気のあるペットである。セキセイインコは手ごろな価格で買えるし、見た目にも美しい。よく馴らせば手乗りにすることも可能でとても愛らしい。更に人の言葉を話すことができるという大きな魅力もある。 ところで、インコはどうしてしゃべることができるのだろうか。

 

  しゃべれる鳥はインコ、オウムのほかに九官鳥がいるが、実はあのカラスもしゃべることができる。しゃべるカラスにはなかなかお目にかかれないが、カラスは元来利口な鳥。人語を話すぐらい朝飯前なのかもしれない。

  これらの鳥はみな舌が厚く丸みを帯びていて人間の声帯に似ている。また上のくちばしが可動性で口を比較的大きく開けられるのだ。

 

  九官鳥などに覚えさせる言葉は昔から「おタケさん」というのがある。 人間でもそうだが、カ行やサ行は発音しやすい。トヨタのクルマはカルディナ、クラウン、カローラにセリカやセルシオなどカ行サ行のクルマが特に多い。これも人に覚えてもらいやすくするためだという。

  鳥に言葉を覚えさせるのは高くて澄んだ女性の声が向いている。「○○ちゃん、オハヨウ」など愛情を込めて話しかけてあげればきっと愛鳥も答えてくれるものだ。…もっともカラスが好きだという人、馴らすには少々てこずるかも知れないが。

 

 

動物園の熊は冬眠するのか

 まずこの答えは「NO」である。野生の熊がするのは冬眠ではなく冬ごもり。擬似冬眠とも言う。 冬眠と冬ごもりの違いはその活発度。冬眠はおもに爬虫類や両生類、一部の哺乳類が行なうが、新陳代謝が極めて不活発で仮死状態に近い。 

対して冬ごもりは体力の消耗を避けてねぐらに閉じこもることをいう。

 

  爬虫類は変温動物なので気温が下がると自分の体温も下がり、活動できなくなる。それで冬眠するわけだが、熊など哺乳類は恒温動物つまり体温が一定しているので活動できないということはない。だが冬場は食べるものもないし体力を消耗しないように巣の中で静かにすごす。これが冬ごもりである。

 

  では仕切りなおしということで、動物園の熊は冬ごもりするのだろうか?

これまた「NO」だ。  動物園の熊は例え北海道の熊であっても冬ごもりすることはない。なぜなら、熊が冬ごもるのは寒さのせいではなく皮下脂肪が厚くなることが条件だから。冬に備えて秋場に大量に食べ厚い皮下脂肪を蓄える。 だが動物園では食べ物の心配はなく脂肪を蓄える必要もない。冬ごもりする理由がないというわけである。

 

 

動物にも利き手や利き足はあるのか?

 科学の研究「なぜ右利きが多いのか?」でもちょっと触れたが 、動物にも利き手(足)がある場合は少なくない。 サルやネズミなどは左右半々ぐらいで利き腕があるという。 四足歩行の動物は利き手がないといわれるが、ネコなど前足をよく使う動物には「利き足」が見られる場合もあるらしい。 

  また面白い所では、シオマネキというカニのオスは総じてどちらかのはさみが大きく、もう片方の10倍近くある。それがまるで人間の利き手のようにどちらかが大きいのだ。

 

  これら動物の利き手利き足は人間の場合と少し違うかもしれない。 動物の場合生まれた時点では当然利き手はない。それが何かの都合で右手を多く使ったとする。例えば木の実を取るのに右手の方が近かった―などだ。すると右手に多めに筋肉がつく。こうなれば更に右手を使う様になり、結果として右利きになるわけだと思う。 もちろんこれは左手にも同じことが言える。動物の利き手の割合が半々なのは、初期の頃右手左手どちらかを多く使う確率が半々のためだと思われる。

 

  ちなみに人間の場合、もともと左利きだった人が右を使う様に矯正されても、左利きというのは変わらない場合が多い。普段は右を使っていても、のこぎりをひくときやかなづちを打つときなど力を入れる場面では左の方が力が多く出るのだ。 また、歴史に名を残す人には左利きが多い。右利きの人とは脳の使われる部分が若干異なるためだろう。

  駅の自動改札などは左利きの人にとっては非常に使いにくい。圧倒的に右利き優位の世の中だが、左利き専門のものを取り扱っているお店もある。めげずにがんばって欲しい。

 

 

魚のおなかが白い理由

 魚の全部が全部というわけではないが、一部の熱帯魚など以外は大体腹が白くなっている。 「日焼けしないから白いんじゃないの?」なんていう声も聞こえてきそうだが、そうではない。 この謎は魚の住む環境を考えてみると解けてくる。

 

  魚の目は上に付いている場合が多い。水面の虫や小魚を見つけやすくするためである。 逆に言えば、魚にとって一番怖いのは死角である下からの攻撃なのだ。 しかし腹が白ければ太陽の光に溶け込んで下からは見にくい。 つまり白い腹は保護色というわけだ。

  また、海面の浅い所に棲む魚は背が青くなっている。ウミネコやカモメなどの鳥から見えにくくなるのだ。

 だがそういえば最強の魚である鮫の腹も白い。鮫も恐れる未知の生物がいるのだろうか…?

 

 

カバは血の汗をかく!

 家族サービスでたまの休日に動物園へ…

まことに結構だがカバのコーナーでは気をつけた方がいい。動物園で一番怖いのはライオンでもヒョウでもなく、カバかもしれない。 というのも、カバはしっぽで糞を飛ばしてくるのだ。せっかくおめかしして出てきたのにカバのウンチまみれ、なんてことになったら楽しい休暇も台無しである。

 

  ところでカバは「血の汗」をかくといわれる。 陸にあがったカバの皮膚を見ると、まるで皮膚から血が滲み出しているかのように見えることがあるのだ。 しかしもちろんホンモノの血ではない。 

 この赤い分泌液は日焼け止めのような効果がある。カバは熱帯に住む動物なので、強い日差しや乾燥から皮膚を保護する必要があるのだ。

  カバの「汗」は粘り気があり、最初は無色だが時間がたつにつれて赤く変わり、最後は茶色のプラスチックのようになる。茶色になる際、アルカリ性から強い酸性に変化し、強力な消毒剤としての効果もある。そしてこの茶色の皮膜は紫外線を吸収する。 市販の日焼け止めも真っ青になるくらいの効能である。

 

  こんなに優れた効果があるなら、研究して新しい日焼け止めでも作れないものだろうか?

残念ながらそれは無理らしい。カバは数が少ない上、この赤い汗はとってもクサイのだそうだ。  あえて嗅ぎたいという物好きな人は、動物園に行ってみてはいかがだろうか。 もちろん、糞にも十分に注意していただきたい。 わざわざ不快な匂いを嗅いだ上、ウンチだらけなんてことになったら目も当てられない。

 

 

肉食と草食動物の目の違い

 ウサギなど狩られやすい動物は敵のわずかな気配にも敏感である。 弱者は、本能的に相手が敵かどうか、肉食動物かどうかを咄嗟に見分けることができるようだ。

 

肉食動物と草食動物の顔を正面から見てみると面白いことに気付く。

捕食者は目が顔の前面についており、被捕食者は顔の横に位置しているのだ。

これは肉食動物の場合獲物の位置を把握し遠い所まで見渡せるようにするため。両眼の間が狭いと相手までの距離をはかりやすくなるのだ。

  一方弱者の草食動物は広い範囲を見渡せるように目が横についている。ゼブラなどは真後ろ以外ほとんどの角度を見ることができるという。 

  つまり目の位置を見れば弱者か強者か分かるというわけ。 我々人間はというと…思い切り前方を向いている。やはり人間サマは強いということか。

 

 

チョウとガはどこが違う?

 綺麗なのがチョウで汚いのがガ。そんな簡単な定義で片付けられれば苦労はしない。 綺麗なガもいれば汚いチョウもいる。 と、いうわけで申し訳ないがチョウとガにも明確な区別は存在しない。

だが「まあこんなもんだろう」という便宜上の定義はある。

 

 まずよく言われるのが花などのとまり方。チョウは羽を閉じてとまりガはべたりと開いてとまる、という。全体的な傾向はそうなのだが、開いてとまるチョウもいれば閉じてとまるガもいる。

  昼間活動するのがチョウ、夜活動するのがガ。これはどうか。 かなりいい定義である。ほとんどのチョウは昼間活動する。だが、熱帯には夜明けや夕方に飛ぶものもあり、夜行性のチョウもわずかながら存在する。ガも寒冷地などでは昼間活動する場合もある。したがってこの定義も絶対ではないのだ。 

  とすると一番はっきりしているのは触角かも知れない。チョウの触角は一般に昆棒状でピンと伸びているのに対し、ガのそれはブラシのように広がっている。 …ところがこれまたまっすぐな触角をもつガもいればブラシのような…ああ、もういいや!

 

 

死んだ蛍は光るのか?

 夏といえばホタル。都会で見られないのはもちろんのこと、最近は田舎でも見られる場所は少ない。 しかしそれでも夏の風物詩はホタルだ。清少納言も枕草子で「夏は夜。・・・蛍の多く飛びちがひたる」と書いている。

 

  世界には約1800種のホタルがいるといわれ、そのうちの30種ほどが日本に生息している。 ホタルの発光は冷光と呼ばれ、熱をほとんど出さないため変換効率が非常にいい。

  発光はルシフェラーゼという酵素によって酸素がルシフェリンと呼ばれる物質と結合するときにおこる。 いわばルシフェリンが酸化するわけだ。 また無数に張り巡らされた神経によりルシフェリンと酸素の結合時間を調整し点滅を制御する事ができる。

この発光は化学反応のためホタルが死んでからもしばらく続く。昼間死んだホタルを夜見てみると弱くなってはいるが光っているのがわかる。 

 

  ホタルの光は相手への求愛、ラブサイン。死んでも愛を求めているのかと思うとなんとも切ないではないか。

 

 
     
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