セサミンについての基礎知識

セサミンのアレルギー注意点

ゴマは滋養強壮に優れた食品として、昔から親しまれてきました。近年の健康志向からゴマ人気の高まりとともにゴマアレルギーの発症も増加しています。今回は、ゴマの成分セサミンの摂取上の注意点をご説明します。

ゴマは食物アレルギー表示推奨品目

ゴマは、不飽和脂肪酸約50%、タンパク質約20%、ビタミン・ミネラルなど約30%を含む栄養豊かな食品です。しかし、多くの食物アレルギーと同様にタンパク質がアレルゲンとなっており、食物アレルギー表示推奨品目となっています。

以前はゴマをそのまま、あるいは、多少擦って風味を増して他の食材に振りかけたり和えたりというような食べ方が主でした。そのため、消化吸収される割合が低く、症状も軽く、症例として報告されることが少なかったものと思われます。

しかし、定期的に行われる消費者庁の食物アレルギーによる健康被害全国実態調査の結果、2013年9月より食物アレルギー表示推奨品目となりました。ゴマの利用拡大がゴマアレルギーの存在を顕現化したと考えられます。

健康増進のための吸収効率のいいすりゴマやゴマペースト、胡麻油などの利用や、サプリメントとしての利用の増加。調味料やドレッシング、マーガリン、デザートなどに使われたすりゴマやゴマペーストなどを気づかずに食べていることもあります。

ただし、表示推奨品目は特定原材料に準ずるものというだけで、表示の義務はありません。表示がなくても違反にはなりませんので、ゴマの加工品を購入する際には成分を確認する必要があります。

セサミンのサプリメントは成分に注意

セサミン自体はアレルギーの心配はない成分ですが、セサミンのサプリメントは成分の確認が必要です。

サプリメントにはセサミンだけではなく、ゴマをすべて配合した製品もあります。セサミンをメインにゴマの豊富な栄養のすべてを効率的に吸収できるようにしているため、タンパク質も含まれています。

とくに、ゴマタンパク分解物(ゴマペプチド含有)を関与成分としたゴマリグナンは「血圧が高めの方に適する食品」として特定保健用食品の許可が与えられています。そのため、ゴマのタンパク質を含んだ製品は少なくはありません。製品には注意書きもありますので、食品アレルギーのある方は摂らないように気を付けましょう。

ゴマにはアレルギーの可能性がありますので、気になる方は病院で血液検査や食物負荷試験を受けて調べるといいでしょう。心配のない方でも、サプリなどを利用する際は少量から始めると安全です。
参考URL
http://www.ronpaul2012podcast.com/allergy.html

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